例えばコミュ二ケーションについて、その理論や技法や習得に多くの時間とお金を費やすよりは(そのこと自体を否定しませんが)現に多くの人たちが自らの習慣としていることに学び、それを共有化することのほうが、よほど効率的で実践的ではないかと思います。
<例>コミュニケーションに関するたった3つの習慣
・先ず聴くこと(肯定的受容と積極的傾聴、共感的に聴く、対話的に聴く…)
・相手の脳裡に絵を描くように伝える(あの手この手で「伝える」工夫を…)
・言いたいことは相手の口から(自分が言いたいことが相手の口から出てくるように…)
<例>モチベーションに関するたった3つの習慣
・本人の「こうしたい」「こうありたい」を引き出す…
・肯定する、期待する、支援する…
・出来なくても責めない
<例>成長の促進に関するたった3つの習慣
・目をかけ、気にかけ、声をかける。
・本人の「こうしたい」「こうありたい」を引き出す…
・待つ(もういいと、思う時間の3倍待つ)
<例>組織マネジメントに関するたった3つの習慣
・判断と選択(何が正しいか、何をすべきかを選び取る)
・方向付け(それを人と組織に指し示す)
・動機付け(それに向けて人と組織を動機付ける)
<例>円満な人間関係を築くためのたった3つの習慣
・悪く思わず、悪く言わず
・怒らず(感情に流されず)、侵さず(人格不可侵)、怠らず(人間修養を怠らず)
・否定・批判・非難しない(どこまで「肯定」できるかとことんやってみる。)
… どんな「テーマ」であっても良い。それぞれが「自分が実践しているたった3つの習慣」を持ち寄り、披瀝し合えば、どんな立派な先生の理論や講義より、よほど良いと思うのですが…
特定社会保険労務士
河北 隆 事務所
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