20201001_ファクトとロジック

 

 聞いていて、すみません、もっとはっきり言えば、聞くに堪えないことは、「ファクトとロジック」でものを言っていないことです。いわゆる「ディスる」ことは、その典型だと、筆者は思います。

 

 筆者が「近代資本主義下の賃労働の…」と言い始めたら、相手の方が「ああ、それは資本主義をディスっているんですね?」とレスポンスされましたので、その場で議論を辞めさせてもらいました。(とんでもない!!)

 

 「ディスる」ということは、根拠なく非難批判をすること、でしょう。ちょうど、先日行われた、米国の大統領候補者どうしのテレビ討論会のようです。少なくとも「ファクトとロジック」にもとづかない「否定的議論」には与したくない。

 

 さて、人事労務上の諸問題の多くは「ファクトとロジック」で解けます。当事者間の争いの無い事実関係に、労働諸法令の目的と価値と趣旨と内容を当てはめれば、たいていの問題は解決します。(それが出来ないのは「ファクトとロジックの詰めが甘い」からです。)

 

 しかし、筆者が「それだけでは解けない」と言っているのは「その先」のことです。たとえばそれは「感情」であったり、「政治」であったり、そうでなくても「理解」「納得」「共感」「協力」であったりします。

 

<続く>