20201014_一緒に仕事をしたい人

 

1.採用選考の「極意」は…

 

 筆者は職業柄、採用面接に携わることが多かったのですが、その際の「極意」は何か(究極的に言えばどういう人を採用すれば良いか?)と問われれば、「この人となら、一緒に、仕事をしたいと思える人を選ぶ」と答えます。

 

①この人となら 

 … やはりあくまで「人」を見る目が必要だと思います。安易な「人物論」には与したくありませんが、人の人格的要素(何をどのように感じ・思い・信じ・選び・行う人なのか)に、一定程度は立ち入る視点が必要だと思います。

 

②一緒に仕事をしたいと

 … 少なくとも企業や組織での仕事は「ひとりでする」ものではなく「一緒にする(協働する)」ものだからです。「仕事が、一緒に、できる、人」かどうか、そのような人格的要素を備えている人かどうかです。

 

③思える人

 … 残念ながら筆者にはお勧めできる「客観テスト」はなく、採用選考における面接や観察を通じて複数の面接者・観察者どうしで「感じ」「思う」ところを共有・検討・評価し合ううことをお勧めします。

 

2.一緒に仕事をしたいと思える人

 

①シェアしあえる人

 

 …どんな仕事でも、それ通じて達成しようとする意義や目的、実現しようとする価値があるはずです。そうした、仕事に対する意義観や目的観や価値観をより多く共有できる人と一緒に仕事がしたいと思います。

 

②コミットメントしあえる人

 

 …そしてその目的の達成や価値の実現に向けて「私は~します」という責任と実践を分かち合える人です。批評家が何人もいても、船頭ばかりが多くても困る。協働のベクトルに各自のベクトルを重ね合わせることができる人です。

 

③リスペクトしあえる人

 

 …一定の意義や目的や価値をシェアし、コミットし合える人どうしでも、各々が感じ・思い・信じ・選び・行うところそのものは、様々に異なるのが当たり前です。そこを肯定的に受容し、許容し、尊重し合えるかどうかだと思います。