20170407_英語で忖度って何て言う?

 

 日本国の首相夫人が純然たる私人の立場ではなく、首相夫人としての立場や関係する公務員「忖度」を通じて、特定の教育法人に不当な便宜を得させるように政治的な影響力を行使したのではないかという話題です。

 

1.日本語で言えば・・・

 

  相手からの明示的な依頼や指示や請託や意思表示等によってではなく、相手との信任・信頼・友好関係に基づいて、相手へ好意的な推し量りや慮(おもんばか)りによって、相手やものごとの便宜を取り計らうこと。

 

2.英語で言えば・・・

 

 英語で言えば、Thank you for your kindness.  とか、Thank you for your consideration. とかいう場合の kindness や consideration で通じるのではないか、と思います。Thoughtfulness と言っても良く、CommunicationやImaginationが必要です。

 

3.「忖度」に基づく仕事

 

 「忖度」に基づく仕事は、マニュアルに書いていないから、自分の担当業務ではないから、明確な指示がないから、と言って何もしない、気付きもしない、考えもしない、分かっていても何もしないよりはよほど良い事だと思います。  

 

<追記事項:Thank you for your >

 

1. Thank you for your 

 

 「Thank you for your 」に続けて「kindness」「understanding」「consideration」「cooperation」という言葉を使い分ければ、「ご親切・ご丁寧に/ご理解/ご配慮/ご協力ありがとうございます。」という立派なメッセージになります。

 

 Thank you for your kindness.

   Thank you for your understanding. 

   Thank you for your consideration.

   Thank you for your cooperation.

 

2.「kindness」「understanding」「consideration」「cooperation」

 

 上記のことを言い換えれば、組織協働的に仕事をする上では、「kindness(親切・丁寧)」「understanding(理解)」「consideration(配慮)」「cooperation(協力)」という概念がきわめて「当たり前」かつ「根本的に重要」だということです。

 

 また、どのような時代の、どのような国の、どのようなビジネスにおいても、「kindness(親切・丁寧)」「understanding(理解)」「consideration(配慮)」「cooperation(協力)」という概念は共通であることを示していると思います。

 

3.My pleasure

 

 英語を学習していると、ときどき「英語圏との精神文化の違い」に気づくことがありますが、そのなかのひとつがMy pleasure という言葉で、これは、親切や善行への感謝や謝礼に対して返す言葉、日本語で言えば「いいえ、どういたしまして」という言葉です。

  

 日本語では「過分の御礼は無用です。」というニュアンスですが、英語圏では「あなたの喜びが私の喜びです。」というニュアンスです。「あなた(隣人)の喜びが同時に私(自分)の喜びであるような喜びこそが、人間的な喜びなのだ」というメッセージを感じます。