20171127_忙しさの壁、ノーレスポンスの闇

 

 「忙しい」という言い訳は「優先順位が低い」と言っているようにしか聞こえず、「ノーレスポンス」は「迷惑メールだ」と言っているようにしか思えない。それとも「忙しい」と言うのは「能力が低い」と言っているだけなのでしょうか?

 

1.「忙しさ」の壁

 

 仲間を募ってものごとを進めようとするときに、「忙しいから…」という「言い訳」が先立ち、会合の日程調整さえままならず、ちょっとした合意形成にも手間取る…というストレスを感じることがよくあると思います。

 

 お互いに「忙しい」のは当たり前なのですから、あとはお互いに「優先順位」を上げれば良いだけの問題です。それをせずに「忙しいから…」と言う言い訳は、相手には「優先順位が低いから」という意味にしか聞こえないでしょう。 

 

2.「ノーレスポンス」の闇

 

 また、いくら「忙しい」からと言って「おはようございます」の挨拶ひとつできない、しない、返さない人はまずいないはずなのに、「相手のメールに返信のひとつもしない(ノーレスポンスな)」人たちは少なくありません。

 

 本人にはそのつもりはなくても、相手からは、「ノーレスポンス」は「迷惑メール同然の扱い」をされているように見えます。不信の「闇」を呼び、やがて人間関係は疎遠になるでしょう。「ありがとう」のひと言でも「クイックレスポンス」すべきです。

 

3.「忙しさ」の壁を乗り越え、「ノーレスポンス」の闇を切り開く

 

 部下でもない相手に「優先順位を上げろ」と強いるのはかえって逆効果です。先ずは自分から相手への「優先順位観(目的観や価値観)」を上げると同時に、相手の「優先順位観(目的観や価値観)」に根気よく働きかける以外にありません。

 

 また、相手の「ノーレスポンス」を詰ったり、催促メールをぶつけるのも逆効果で、先ずは自分から、どんな時でも、何についても、誰に対しても「クイックレスポンス」する習慣を身に付け、相手からの「レスポンス」を待つ以外にないでしょう。

 

<追記事項_20180912>ノーレスポンスの危うさ

 

 ある程度親しい間柄になると、事務的なやりとりだけでなく、お互いの「思い」や「感じ」をメールでやりとりする場面も出てくると思いますが、その場合でもお互いの「思い」や「感じ」のひとつひとつに「レスポンス」することが親交を保つ鍵です。

 

 相手の「思い」や「感じ」への共感性をレスポンスするだけでなく、違和感を覚えるときでも何らかのレスポンスすべきです。そうでなければ相手の「思い」や「感じ」は行き所を失ない、相手に無用の妄想を生じたり、互いの関係を疎遠にしかねません。

 

 もちろんメールでのやりとりには限度があり、節度も必要ですので、「お気持ちは良く分かります。今度会ったときにお話しましょう。」というひと言だけでも良いと思います。相手が発する言外のメッセージに気付くべきでしょう。