20180902_好き嫌いの情はそれに留める

 

1.誰でも「好き嫌い」の情はある。

 

 誰でも「好き嫌い」の情があるのは人間として当然であり、それ自体を否定すべきではないと思います。ただし「だからと言って何を為すべきであり、何を為すべきでないか」はその先の問題です。

 

2.「好き嫌い」で評価してはいけないか?

 

 ある社長から「好き嫌いで人事評価をしてはいけないのか?」と聞かれたので筆者が「社長はどんな人が嫌いなのですか?」と聞いたら、「自分は無責任な人が嫌いだ。」とのことでしたので「それならそれで評価して結構です。」と筆者は答えました。

 

 もちろん、もっと正確に言うと「人の好き嫌い」で評価するのではなく、例えば「仕事を進める上での無責任な言動や態度に対して否定的な評価を下してそれを適正にフィードバックすること」が大切です。

 

3.「好き嫌い」の情で留めるべき。

 

 セクハラは論外ですが、上司として部下に接する際に「好き嫌い」の情を上手くコントロールできないようでは、場合によっては「パワハラ」の誹りを受ける事態にもなりかねませんので要注意です。

 

 要は部下自身の「親和」の情や「尊厳」の情、仕事への動機付けや仕事を通じた成長を損なってはならいのですから、部下側の「好き嫌いの情」はいざ知らず、上司側の「好き嫌いの情」はそこに留める(それに基づく言動や態度を控える)べきです。