20210201_アウトプットよりアウトカム

 

1.「努力が報われる」とは限らない

 

 医療機関で働く人たちは概ね社会的使命感に動機付けられた人たちが多いと思いますが、同時に「努力(頑張り、献身、自己犠牲…)が報われない」という不満を抱く人も少なくないようです。

 

 しかし…「努力が(そのまま、ストレートに)報われる」ほど、残念ながら現実はシンプルではない、と思います。「努力(アウトプット)」と「報い(アウトカム)」との間には、もっといくつもの「中間項(条件や変数)」があるのです。

 

2.「何をしたか」が成果ではなく、「どうなったか」が成果

 

 「何をしたか」は「アウトプット」であり、その結果「どうなったか」が「アウトカム」です。ラブレターの山がアウトプットであり、それが相手の愛を獲得できたかどうかがアウトカムです。

 

 そこには自分だけではなく相手がいるし、それをとりまく人たちがいる。独りよがりのアウトプットをいくら積み重ねても、それを人間関係の中に置いてみて、その人間関係に上手く働きかけないと、決して良いアウトカムにはつながりません、