20210212_交流が進化につながる

 

1.天才的芸術は天才の内側から生じないのか?

 

 ある天才的音楽家が「音楽は全て自分の中から出てくるので、(自分以外の)他の音楽は聴かない」という趣旨のことを語っていましたが、天才的な音楽家・芸術家とは「なるほどそういうものなのかなあ」と感心しました。

 

 「それは『1を聴いて100を知る』ということでさえない、という意味なのですか?」ともう少し「クロストーク」してほしかったのですが、残念ながら話はそこで止まってしまいました。(それとも「天から降って来る」ように、神様とだけは会話している?)

 

2.「交流」があってこその「進化」

 

 …しかし、歴史的に見て、文化や文明は「交流」があってこそはじめて「進化」してきたはずですし、ひとりの人間の「成長」も、他の人間との「交流」があってこそはじめて成り立つのではないか、と筆者は思います。

 

 「進化」のもとになるや「イノベーション」や、「成長」のもとになる「気付き」は、すべからく「コミュニケーションから生まれる」と言っても良いのではないかとさえ思います。

 

3.お互いの「当たり前」押し付け合わず、受け入れ合う。

 

 筆者は過去に、企業文化の大きく異なる企業どうしの合併の苦労を経験したことがあるのですが、一方当事者にとって当たり前の日常用語や日常習慣も(たとえば挨拶の言葉や習慣でさえ)他方当事者にとっては当たり前ではないことにあらためて気づきました。

 

 目的観や価値観、基本的な仕事の進め方、具体的な方法論、感じ方や考え方…それぞれが

違うのは、企業の合併でなくても、初めて出会う人どうしが、何か一緒に仕事をしようとする場合には同じです。

 

 お互いの当たり前を相手に押し付けずに受け入れ(容れ)合うこと、お互いの目的観や価値観、基本的な仕事の進め方、具体的な方法論、感じ方や考え方…それぞれの違いに目くじらを立てるのでなく、当否や優劣を競うのでなく、「良いとこどり」すれば良いのです。