hrms-jp  人事労務マネジメント研究会
  • ホーム
  • 医師の働き方改革の進め方
  • 人事マネジメントのAtoZ
  • 仕事のしかたのAtoZ
  • コラム_人事の悩みごと
  • 働き方改革懇談会
  • 人事労務実務セミナー
  • 人事労務実務のQ&A

分かり合える職場 ☆

 

 「価値観を共有する」という言葉は、現実的には「空虚(絵空ごと)」かもしれない。現実にはせめて「他者の価値観を阻害しないこと」「価値観を認め合い・共存させあうこと」「価値観を重ねあうこと」でしょう。。。

 

1.分かり合えなさを認め合って毎日そこからリスタートしよう…

 

 なぜ「分かり合えない」かって、「他人」だからです。自分とは観え方も考え方も来し方も異なる、他のに「人格」だから。そう間単に共感も共鳴も共有もできないし、お互いの自己肯定や尊厳や実現はそう簡単には譲りません。

 

(「挨拶も返事もしない」人たち…)

 

 「職場の中の困った人たち」の事例のひとつに挙げられたのが「挨拶も返事もしない人」でした。「相手の(を)人格として認めたくない」という心理(そのようにして自分の人格を保持したい?)が働くのでしょうか…。

 

 それでもそれにめげずに…それぞれの思いを手繰り寄せ合わせ、擦り合わせ、紡ぎ合わせて何とかしてひとつのことを作り上げ、やり遂げようとするのが「職場」であり「仕事」であると思うのです。

 

 せめて挨拶と返事をしましょう。何気ない会話をしましょう。雑談をしましょう。自分の興味や自分の言葉だけで話すのでなく、相手の興味や関心や言葉で優しく話しかけるようにしましょう。

 

2.キーワードを重ね合わせる…お互いの思いの断片を言葉にして重ね合わせる

 

 対話的なコミュニケーション、お互いの、キーワード(それぞれの思いや価値観が載った言葉…論理的でなくて良い、感覚的な段階で良い、未だ言葉になり切っていなくて良い、そう、そういう断片的な思いを口に出して言ってみて…

 

(「言葉が足りない」人たち…)

 

 「あなたとは議論しないがあなたとは考えが違う」という趣旨(論拠は不明)のメールが来たので、当面「静観」しようと思います。今は何を言ってもその人の凄まじいほどの自己肯定欲求にはかないません。

  

 別の顧問先の、周囲との仕事がうまく進まないある専任職さんからは、「しばらくそっとしておいて欲しい」という趣旨(論拠は不明)のメールが来たのでこちらもそれっきりです。

 

 何か「いいね!」と思える・言える断片を、お互いの「分かり合えなさ」から発出される、断片を、重ね合わせて行くような対話から、ようやく「分かり合える」断片が一つ二つ…と紡ぎ合わされて行くの、かも知れません。

 

<追記事項>

 

 「AはBですね…」と言っているのに「CはDですね…」と言っていては「話が合わない」のも当然です。なぜ相手が「A」を言うのにわざわざ「C」を言おうとするのか、もうそこから「分からない」です…。

 

 でも「対話」って、そのたびに「そこからリスタート」するしかないんでしょうね…わざわざ相手を「否定」することで自分を「肯定」することは止めよう、相手を「肯定」することで同時に自分が「肯定」されるような対話を…。

 

<追稿>分かり合えなさからのリスタート

 

  「なぜ分ってもらえない?」「なぜ分かり合えない?」…それは「他人」だから…そのとおりです。挨拶や返事や礼儀さえできない未熟性または退行性、凄まじい自己肯定に支配されたひとどうしが「分かり合える」はずもないです。

 

 せめて「相手の言葉で話す」ことをしてみてはどうでしょう。相手が「AはBですね。」と言っているのだから、いきなり「いや、CはDだ。」とは言わず、まずは「AがBである」ことについて話し合ってみませんか?

 

<以下原文>

 

① 分かってもらえない、分かり合えないもどかしさ…

 

… いろんな人(上司・同僚・部下)と仕事をしていても、(家族や友人と過ごしていてさえいても)、何とも言えない「分かり合えなさ」に、一種の、もどかしく、辛(つら)い思いをされることが多いのではないでしょうか?

 

 「なぜ分ってもらえないんだろう…」「なぜ分かり合えないんだろう…」…「なぜ?」ってそれは「他人(=自分以外の人」の「世界(ナラティブ)」だからです。「自分」自身のことでさえ「分からない」のに…。

 

 ひとつは「ことば」なのかも知れません、「価値観」、「文化」や「歴史」と言うと外れますでしょうか…。「きもち」や「こころ」、「感情」や「心情」ですか…。そのときのその場面でのその「きもち」や「こころ」…。

 

② お互いのナラティブに橋をかけ合う対話

 

 両者間に橋を渡すのは、やはり結局のところは「コミュニケーション(対話=ダイアローグ)」でしかなさそうです。もちろん「ことば」だけでなく、態度や表情など、気付きや想像も…つまり、その人との全コンタクトを通じて…

 

 何度も「分かり合えなさ」から、やり直す・出直すしかない。今日できなかったらまた明日、ずっとできないかも知れないけどもう一回。一期一会というけれど…「分かり合えなさ」からリスタートする以外にない…。

 

お互いの「ナラティブ(世界)」をそのまま認知する。(否定しない。)

 ↓

何かの機会にその人がどんな言動や態度を選択するかを想像する。

 ↓

想像通りなら理解度アップ、想像外なら理解度マイナス。

 ↓

ある程度できるようになったら、次は一緒の場面で一緒に選択をしてみる。

 ↓

その時にこそ対話する。

 ↓

次の機会によりよい選択ができないかどうか対話しながら選択して見る。

 ↓

得られた結果がより好ましいものだったかどうかその時にまた対話する…

  

<繰り返し>

 

  • 忙しさを言い訳にしないこと
  • 忙しそうな人はいつも忙しい
  • ノーレスポンスは闇だと思う
  • そのひとことがあるかないか
  • 否定せず理解・承認すること
  • 利己と利他、公の人と私の人
  • 人間は利己的にも利他的にも
  • 人は変わるか、変えられるか
  • 職場コミュニティーは幻想か
  • 一緒に働き一緒に生きること
  • すべからく相手から発想する
  • 成長には悩みと苦しみが伴う
  • 言動と態度の合理的な選択を
  • 誠実を尽くせば必ず解決する
  • 時空一体に見れば解が分かる
  • 分かり合い、認め合える職場
  • どんな人にでも三年寄り添う
  • 同じことを何度も繰り返す人
  • 困った人達は困っている人達
  • 平和祈念日にいつも思うこと
  • 組織の中は無駄と矛盾ばかり
  • 指導もせずに懲戒すべからず
  • 言葉がいちばんの大嘘つきだ
  • 他者肯定なしに自己肯定なし
  • 人事評価はそんなに難しいか
  • 人からことばを奪うべからず
  • 人はしごとを通じて成長する
  • 思考は帰納と演繹の繰り返し
  • 部分的関係から全体的関係へ
  • 前面に意を、両翼に理と情を
  • 一方を聞いて沙汰すべからず
  • 仕事は能力よりも習慣と方法
  • 労務に服して賃金を得る
  • 自己決定権と周囲からの支援
  • PDCAは1日1回廻すこと
  • 揺るがぬ目標設定と定点観測
  • 働き方そのものの働き方改革
  • 思いて学ばず、学びて思わず
  • 言動と態度の合理的な選択を
  • 今さらながらのコーチング論
  • 組織に依存しない働き方改革
  • 人と仕事には好き嫌いがある
  • 協調性と協働性
  • 組織が人体に学ぶこと
  • 言い訳せず、人のせいにせず
  • リーダーシップより大切な
  • プロジェクト型組織
  • 個人と組織の最適関係
  • 相手の立場と視点で仕事する
  • 自分の手間を惜しまず
  • ものの言い方に人格が現れる
  • なぜ会話がかみ合わないのか
  • 仕事の早さは七難隠す
  • 仕事は作業ではない
  • 毀誉褒貶は人の世の常
  • ファクトとロジックとその先
  • 意思決定は優先順位の決定
  • 悪く思わず、悪く言わず
  • 働く人たちの心を守る
  • 非常時のリーダー
  • 育てることは信じて待つこと
  • 其れ恕か_相互リスペクト
  • 人事も歴史に学ぶ
  • 人を見る眼、育てる眼
  • 人間機械論なんて
  • 人を動機付けることは難しい
  • 過去を言うように未来を言う
  • 評価よりも承認と感謝
  • 争わず、戦わず、働くこと
  • 変わらなければ意味がない
  • 人事という仕事
  • たった3つの習慣化で出来る
  • より良く働きより良く生きる
  • 成長の三段階悦
  • 誠実で勤勉であることの尊さ
  • 仕事をする上で一番大切な事
  • アウトプットよりアウトカム
  • マズロー五段階説の読み替え
  • 違いは間違いではない
  • 全ては肯定に値する
  • 気付くことは教えらえるか?
  • 交流が進化につながる
  • 人間の天性_既に知っている
  • 何もしないという仕事もある
  • 管理職が言ってはいけない…
  • 上司が部下の意欲を損なう
  • 必要なのは指導より支援
  • 下事よりも下情に通じる
  • パワハラ_自己尊厳の壁
  • パワハラ_正義は人を虐げる
  • パワハラ_自己肯定の凄まじさ
  • パワハラする側の心理
  • パワハラする側の心理
  • パワハラと注意指導の境界線
  • 二次主義・商業主義を排す
  • コロナを言い訳にするな
  • 働きすぎ改革と休み方改革
  • 同一労働同一賃金なんて?
  • ゴーンの後にゴーンを言うな
  • 電通事件に思う
  • 遊びをせんとや生まれけむ

hrms-jp  人事労務マネジメント研究会

代表 特定社会保険労務士

河北 隆 

〒270-1357

千葉県印西市牧の木戸1-7-4

mail    hrms@grace.ocn.ne.jp

 一般企業や医療機関等での人事実務経験と特定社労士としての専門性に基づき、主に医療・福祉・介護分野の人事労務マネジメントを支援しています。

<資格>

特定社会保険労務士

衛生工学衛生管理者

情報処理技術者

医療労務コンサルタント

産業心理カウンセラー

概要 | プライバシーポリシー | サイトマップ
All rights reserved by hrms-jp
ログイン ログアウト | 編集
  • ホーム
  • 医師の働き方改革の進め方
  • 人事マネジメントのAtoZ
    • こういう採用をしてはいけない
    • こういう面接をしてはいけない
    • 採用選考が全てではない
    • 採用力を高めるには
    • 採用ミスを防ぐには
    • 採用ミスに気付いたら
    • 人と組織の成長を促進する
    • 何が人と組織を成長させるか
    • 人と組織が成長するとは
    • 成長を促進するマネジメント
    • それでも人が育たない?
    • 日常的な部下指導
    • 人と組織を動機付ける
    • 動機付けの人事マネジメント
    • MBOで動機付ける
    • 仕事に動機付けられない?
    • 目標管理制度の有効性
    • 目標管理制度の形骸化
    • 何のための人事評価か?
    • 人事評価は何を評価する?
    • フェアな人事評価とは?
    • 人事評価を反映させる…
    • 人事評価への不信と不満
    • 人事評価制度の有効性
    • 人事評価制度の形骸化
    • 何をもって人を処遇する?
    • 能力主義から役割主義へ
    • 報酬設計
    • 同一労働同一賃金の実務
    • 人件費を管理可能に
    • モラールマネジメント
    • メンタルヘルスマネジメント
    • 時間外勤務の規制
    • パワハラを防ぐ
    • 組織の設計と人の処遇
    • 選択と集中
    • 組織の方向付け
    • 組織の動機付け
    • 組織のコミュニケーション
    • 組織のPDCA
    • 組織の成長
    • 組織化と承継
    • 退職のマネジメント
    • 解雇と退職の悩み
  • 仕事のしかたのAtoZ
    • 仕事の能力_Ability
    • 仕事の適性_Behavior
    • 組織的協働_Cooperation
    • より良い明日_Development
    • 自己育成_Education
    • 誠実と勤勉_Faithful
    • 和顔愛語_Gently Speaking
    • 人間関係_Human Relation
    • 想像力_Imagination
    • 巧遅より拙速_Just on Time
    • 丁寧で親切な仕事_Kindness
    • 仕事のイロハ_Literacy
    • 自己管理_Management
    • リーダーとは_Noblesse Oblege
    • 目標を持って_Objectives
    • 備えあれば_Proactive
    • 品質・コスト・納期_QCD
    • 報告・連絡・相談_Report to
    • 仕事は「解決」_Solution
    • 思慮深さ_Thoughtfulness
    • 一義性を重んず_Unique
    • 仕事の価値_Value
    • 心の健康_Work Life Balance
    • 仕事したくない_X-theory
    • 仕事したい_Y-theory
    • 筆者の思い_Z-theory
    • 上司から部下への願い
    •  コミュニケーション
    •  イマジネーション
    •  コ・オペレーション
    •  モチベーション
    •  PDCAとQCD
  • コラム_人事の悩みごと
    • 忙しさを言い訳にしないこと
    • 忙しそうな人はいつも忙しい
    • ノーレスポンスは闇だと思う
    • そのひとことがあるかないか
    • 否定せず理解・承認すること
    • 利己と利他、公の人と私の人
    • 人間は利己的にも利他的にも
    • 人は変わるか、変えられるか
    • 職場コミュニティーは幻想か
    • 一緒に働き一緒に生きること
    • すべからく相手から発想する
    • 成長には悩みと苦しみが伴う
    • 言動と態度の合理的な選択を
    • 誠実を尽くせば必ず解決する
    • 時空一体に見れば解が分かる
    • 分かり合い、認め合える職場
    • どんな人にでも三年寄り添う
    • 同じことを何度も繰り返す人
    • 困った人達は困っている人達
    • 平和祈念日にいつも思うこと
    • 組織の中は無駄と矛盾ばかり
    • 指導もせずに懲戒すべからず
    • 言葉がいちばんの大嘘つきだ
    • 他者肯定なしに自己肯定なし
    • 人事評価はそんなに難しいか
    • 人からことばを奪うべからず
    • 人はしごとを通じて成長する
    • 思考は帰納と演繹の繰り返し
    • 部分的関係から全体的関係へ
    • 前面に意を、両翼に理と情を
    • 一方を聞いて沙汰すべからず
    • 仕事は能力よりも習慣と方法
    • 労務に服して賃金を得る
    • 自己決定権と周囲からの支援
    • PDCAは1日1回廻すこと
    • 揺るがぬ目標設定と定点観測
    • 働き方そのものの働き方改革
    • 思いて学ばず、学びて思わず
    • 言動と態度の合理的な選択を
    • 今さらながらのコーチング論
    • 組織に依存しない働き方改革
    • 人と仕事には好き嫌いがある
    • 協調性と協働性
    • 組織が人体に学ぶこと
    • 言い訳せず、人のせいにせず
    • リーダーシップより大切な
    • プロジェクト型組織
    • 個人と組織の最適関係
    • 相手の立場と視点で仕事する
    • 自分の手間を惜しまず
    • ものの言い方に人格が現れる
    • なぜ会話がかみ合わないのか
    • 仕事の早さは七難隠す
    • 仕事は作業ではない
    • 毀誉褒貶は人の世の常
    • ファクトとロジックとその先
    • 意思決定は優先順位の決定
    • 悪く思わず、悪く言わず
    • 働く人たちの心を守る
    • 非常時のリーダー
    • 育てることは信じて待つこと
    • 其れ恕か_相互リスペクト
    • 人事も歴史に学ぶ
    • 人を見る眼、育てる眼
    • 人間機械論なんて
    • 人を動機付けることは難しい
    • 過去を言うように未来を言う
    • 評価よりも承認と感謝
    • 争わず、戦わず、働くこと
    • 変わらなければ意味がない
    • 人事という仕事
    • たった3つの習慣化で出来る
    • より良く働きより良く生きる
    • 成長の三段階悦
    • 誠実で勤勉であることの尊さ
    • 仕事をする上で一番大切な事
    • アウトプットよりアウトカム
    • マズロー五段階説の読み替え
    • 違いは間違いではない
    • 全ては肯定に値する
    • 気付くことは教えらえるか?
    • 交流が進化につながる
    • 人間の天性_既に知っている
    • 何もしないという仕事もある
    • 管理職が言ってはいけない…
    • 上司が部下の意欲を損なう
    • 必要なのは指導より支援
    • 下事よりも下情に通じる
    • パワハラ_自己尊厳の壁
    • パワハラ_正義は人を虐げる
    • パワハラ_自己肯定の凄まじさ
    • パワハラする側の心理
    • パワハラする側の心理
    • パワハラと注意指導の境界線
    • 二次主義・商業主義を排す
    • コロナを言い訳にするな
    • 働きすぎ改革と休み方改革
    • 同一労働同一賃金なんて?
    • ゴーンの後にゴーンを言うな
    • 電通事件に思う
    • 遊びをせんとや生まれけむ
  • 働き方改革懇談会
    • 両立支援と改正育児介護休業
    • 離職防止について
    • 職場の中の困った人たち
    • 時間外規制だけじゃない
    • 発達障害的な部下を持ったら
    • 最賃労働と同一賃金
    • 今さら聞けない病院経営
    • 医療人としての生き方…
    • 病院の問題職員と解雇問題
    • 医療機関の外国人雇用
    • 病院の経営企画
    • コロナ下の今こそ働き方改革
    • 働き手不足時代の確保と定着
    • コロナ下での職員の定着
    • 働き方にかかわる発達障害
    • 目標管理と人事評価
    • コロナ禍に打ち克つ病院経営
    • 医師の働き方改革の実践
    • 医療従事者のメンタルヘルス
    • 同一労働同一賃金への実務
    • 病院の同一労働同一賃金
    • 医師の働き方改革
    • 人事組織と病院経営の観点
  • 人事労務実務セミナー
  • 人事労務実務のQ&A
    • 育児休業取得と不利益取扱い
    • 雇用区分の変更と年休繰り越し
    • 退職間際の年休取得
    • 所定始業時刻前の時間外勤務
    • 変形労働時間制と時間外勤務
    • 労基署調査と必要帳簿類
    • 待機時間(手待時間)の賃金
    • 医師の宿日直勤務
    • 医師の年俸制の実務的留意点
    • 定額時間外給制の実務的留意点
    • 半日休暇取得日の時間外勤務
    • パワハラによる精神疾患
    • 就業規則の記述法
閉じる