20210724_悪く思わず、悪く言わず

 

 無道人之短 無説己之長…

 人の短をいうこと無かれ、己の長を説くこと無かれ。人に施しては慎みて念うこと勿か

 れ、施しを受けては慎みて忘るること勿かれ。世誉は慕うに足らず、唯だ仁のみを紀綱と

 為せ。

 後漢崔瑗の「座右銘」より

 

1.人間関係を円満に保つ基本

 

 人を悪く思えばきりが無く、人を悪く言えばきりが無い。自分のことを棚に上げて、まるで自分の身代わりのように、人を悪く思ったり、人を悪く言うのは、もうやめようと、心から思います。

 

 自分にいろいろと都合があり、事情があり、感情があり、思いがある、それと同等以上に相手には自分が与り知れないナラティブ(過去から現在、現在から未来の物語り)があるのだから、それを知りもせずに相手を悪く思ったり、悪く言ったりするのはやめます。

 

2.相手を悪く思えば思うほど、悪く言えば言うほど、そのまま自分に返ってくる

 

 相手の欠点が見える、相手の至らなさが目につきやすいのは、自分にも心あたりがあるからだろう。相手の不用意や無配慮が気になるのは、自分も相手に同じようなことをしているせいかも知れない。

 

 総じて、相手の「短」を思い、言うならば、そのほとんどは自分に向かってブーメランのように返ってくる。自分自身はどうなのか、人に偉そうに言うことの何分の1もできていない。もう言うのは止めます。