20181119_独立開業して良かったこと

 

1.イヤなこと、ムダなことをしなくてすむ。

 

 筆者は2018年の3月に病院勤務を退職し、翌月から独立開業しました。永い間、自らも特定の企業や病院に雇用されながら「人事労務管理」の仕事に携わってきたのですが、独立開業後は複数の病院への「人事労務支援」を行うこととなりました。

 

 読者の皆さんにも共感いただけると思うのですが、組織というのは、組織であるがゆえの「イヤ(不合理)」と「ムダ(非効率)」に満ちており、大企業・大組織であればあるほどそれはその企業や組織の本来の事業の桎梏となっていたように思います。

 

 しかし筆者自身も「人事管理」の立場で大企業や大組織の管理に携わり、「人と組織を通じて仕事をする」以外にはなく、そうした「イヤ」と「ムダ」を「何とかする」ためには、自ら大企業や大組織のトップとなる以外には自ら起業するしかなかったのです。

 

2.自分の好きな時間に、自分の好きな仲間と、自分の好きな仕事ができる。

 

 簡単に言えば「自分の好きな時間」に「自分の好きな相手」と「自分の好きな仕事」をすれば良いという時間と相手と仕事の選択に関する自由度や裁量性の高さが「独立開業」の最大のメリットでしょう。

 

 仕事の「時間」に関してはいわゆる「所定就業時間」の拘束がない点、仕事の「仲間」に関しては不本意な「上司-部下」関係を強いられない点、「仕事」自体に関しては自分の得意分野に集中できる点です。

 

 もちろん筆者の場合「客先」は依然として比較的規模の大きな企業や組織ですので時間も相手も仕事も「客先に合わせる」部分はありますが、あくまでビジネスとしての「合意」に基づく関係なのでそれほど負担にはなりません。

 

3.仕事をすればするほど自分の勉強になる。

 

 時間や仲間や仕事から「イヤ(不合理)」と「ムダ(非効率)」を排すれば排するほど、それらがますます「ピュア(=「そうしたい」「そうありたい」と思うところにより近い状

態)になるような気がします。

 

 「仕事」とは本来、何らかの人間的・社会的な目的を達成したり、価値を実現しようとする活動であるはずなのですから、「仕事」そのものも、そのための「時間」も「仲間」もますます「目的」と「価値」に沿ったものになって行くような気がします。

 

 そして「客先」が抱える悩みや課題に何とかして現実的な「解」をもたらそうとすればするほど、つまり、「仕事」をすればするほど、ますます自分の勉強になり、仕事の質や効率を高めることになるように感じます。

 

(追記事項)

… 大企業や大組織といえども、いま一度、仕事の時間(=資源)や仕事の仲間(=組織)や仕事自体(=事業)のあり方を、「不合理と非効率を排したよりピュアな状態」から見直してみることも必要だろうと思います。

 

<企業や組織に見られる不合理と非効率の事例>

1)「遅い人にタイミングを合わせる」ことによるムダ。

2)「意思決定」プロセスの「形式的多重化」によるムダ。

3)「会議」の非効率。

4)「レスポンス」の悪さと遅さ。

5)「企業や組織に属する」「労務に服して賃金を得る」「不満ばかり」の人たち。

6)「人事評価制度」や「目標管理制度」の形骸化。

7)「現場感覚」や「市場感覚」や「ビジネスマインド」の喪失。