20200831_報告は絵を描くように

 

「報告・連絡・相談」は、あらゆる仕事の基本です。なかでも「的確・迅速な報告」は、人体で言えば血管を流れる血液と同じように必要不可欠です。では、いったい、どのような「報告」が、「良い(上手な)報告」なのでしょうか…?

 

1_モチーフを外さないこと。

 

 絵を描き、曲を作り、詩を書く、… いずれの場合にも、「モチーフ(主題や趣意)」があるはずです。仕事上の「報告」も同じで、「何について、どういう趣旨で行う報告か」を先ず(常に)相手にも自分にも指し示し(indicate)ながら報告(絵を描く)べきでしょう。

 

2_先ずデッサンを描くこと。

 

 絵を描き、曲を作り、詩を書く、… いずれの場合にも、いきなり細部を描き始めることをせず、人物画や風景画なら、先ず構図を描きます。仕事上の「報告」も同じで、例えば「最初に結論を1つ、そのあと理由を3つ言う」という「筋立て」が必要です。

 

3_相手の(イメージの)中に描くこと。

 

 絵を描き、曲を作り、詩を書く、… いずれの場合にも、作者のイメージをキャンバスや楽譜の上に描き出し、それを通じて相手の内側にイメージを形成する作業です。仕事上の「報告」も同じで、報告の言葉や書類は大事ですが、相手の「理解」がもっと大事です。

 

4_「的確迅速」さと「当意即妙」さ

 

 上記に加えていうなら、仕事上の日常的な「報告」は、誰も(何も)芸術的な大作を期待しているわけではなく、あたかも「即興詩」のような、迅速や的確さが必要であり、当意即妙さが「いのち」ではあります。