テキスト_病院の人事労務管理

 

まえがきより

 

 筆者は今まで長い間、企業の人事労務管理の実務に携わって来ましたが、その間「人事労務管理」に関する体系的なテキストに出会う機会に恵まれず、その思いを込めて旧稿「人事稿~採用から退職までの人事マネジメント~」を起草しました。

 

 本稿は、筆者が人事労務管理の実務経験の最後の6年半ほどの間、千葉県東部の公立病院(以下「A病院」と言う)で得た「病院の人事労務管理」の知見に基づいて、旧稿を全面的に書き改めたものです。

 

 病院事業も一般企業も、「採用から退職までの人事労務マネジメント」の根本部分は共通ですが、その事業領域が医療であること、人事労務マネジメントの対象者が医師や看護師であることに、病院事業ならではの特色があります。

 

 本稿では、「採用から退職までの人事労務マネジメント」について、「A病院」での具体的な取り組み事例の紹介と、病院事業以外の 一般企業にも共通する部分を対比させながら、論述を進めたいと思います。

 

 長く企業の人事労務管理に携わった筆者が得た教訓のひとつは、いかなる事業も「人事が良くなれば事業が良くなる」ということです。本稿が採用から退職までの人事労務管理を通じて「自分の病院を良くしたい」と願う読者各位の手引きになれば幸甚です。

 

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