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7_6 組織の成長

 

(1)個人の成長段階

 

 仕事をする上での個々人の成長については、既述のとおりです。

参考:「人と組織が成長するということ」

 

① 人の成長の第一段階…具体的な指示に基づいて職務を遂行するレベル(遂行レベルまたはエントリーレベル)。この段階における人と組織の関係は「従属的関係」である。

 

② 人の成長の第二段階…包括的な指示と自らの判断のもとに職務を遂行するレベル(判断レベルまたはメンバーレベル)。この段階における人と組織の関係は「主体的関係」である。

 

③ 人の成長の第三段階…職務上の判断と指導が主な職務となるレベル(指導レベルまたはリーダーレベル)。この段階における人と組織の関係は「主導的関係」である。

 

(2)組織の成長段階 

 

 仕事をする上での組織の成長については、以下のような三つの「成長段階」をイメージできます(2_2 成長で人と組織の何が変わるか?)。こうした「成長段階」を意識した組織の成長を促進することが課題の第二です。

 

① 組織の成長の第一段階…混沌レベル。何がどうなっているか分からないし、何をどうすれば良いか分からないし、何が起きるか分からない。組織が特定の個人に依存しすぎている。

 

② 組織の成長の第二段階…統制レベル。業務プロセスがようやく定義されつつあり、組織のルールがようやく整備されつつあるが、いまひとつ「よそよそしさ」や「強制と服従」の関係が残る。

 

③ 組織の成長の第三段階…自律レベル。メンバーが自律的に行動し始める。業務プロセスの改善が進み、組織のルールがメンバーの判断や行動として定着しはじめる。

 

(3)人と組織の成長を促進するマネジメント

 

  企業においては「人の成長を促進すること」と「組織の成長を促進すること」は、同義かつ同時であると筆者は考えています。詳細は、既述「人と組織の成長を促進するマネジメント」の稿をご参照下さい。

 

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代表・特定社会保険労務士

河北 隆

〒270-1357

千葉県印西市牧の木戸1-7-4

mail    hrms@grace.ocn.ne.jp

一般企業や医療機関等での人事実務経験と特定社労士としての専門性に基づき、主に医療・福祉・介護分野の人事労務マネジメントを支援しています。

<資格>

特定社会保険労務士

衛生工学衛生管理者

情報処理技術者

医療労務コンサルタント

産業心理カウンセラー

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