自己管理と相互支援が組織の原理 ☆

 

1.ストレスチェックにおける「自己管理と相互支援」

 

 企業に実施が義務付けられているストレスチェックの最大の注目点のひとつは、「仕事が自己管理できているか?」という点と、「周囲(上司・同僚・部下・顧客・利用者・その他関係者)」からの支援を受けているか?」という点だと思います。

 

 つまり、仕事の自己管理度が高いほどストレスは生じにくい。つまり、どういう仕事をどこでいつどういう方法でやるかやらないかについての自己決定権や自己裁量度が高ければ高いほどストレスは生じにくく、低ければ低いほどストレスは生じにくいのです。

 

2.組織の原理としての「自己管理と相互支援」

 

 ① マネジメントは「自己管理」をもって至上とする。

 

 

  組織・人事マネジメントの「悩み」の大半は、おそらく、組織を構成するひとりひとり

 のメンバーの「自己マネジメント力の低さ」にあるのではないかと、筆者は正直そう思い

 ます。(「ハラスメント」などはその象徴だと思います。)

 

  かくいう筆者自身も、今振り返ればいかにも未熟な、あまりにも自己管理力を欠いた、

 あまりにも長い間の、組織に依存・従属した職業生活を送ってきてしまったのだろうかと

 思います。

 

  もちろん「組織が人を育て、人が組織を育てる」ということの意義や価値を否定するわ

 けでは全くありません。しかし「その先に」ある、成長・成熟した個々人が、相互に取り

 結ぶ成長し、成熟した組織や社会の関係を、筆者は希求するのです。

 

 ②